受賞者＆受賞作品発表

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受賞理由

 

流行語大賞

 

蓮航「２位じゃだめなんですか？」

 

この言葉自体、巷で流行していたわけではないが、仕分けという言葉は頻繁にマスコミに登場。昨年の政権交代を印象付けた。日本の国際競争力にダメージなのか？

 

 

新人賞

 

少女時代

 

韓流は日本でもポピュラーなものとして定着してきているが、少女時代は馴染みの薄いＫ−ＰＯＰを流行らせた。以前、ＴＶで見たが、北欧の少女がインターネットで渋谷ギャルを見て、ファッションを真似していたり、逆に日本の少女がＴＶで宣伝しているわけでもないのにＫ−ＰＯＰにやたらと詳しかったりとインターネット時代といったものがこれまでの社会の常識を壊しつつあることを実感。

 

 

健闘賞

 

白鵬

 

　ひとり横綱で大関陣がこぞって不調といった好条件であったにせよ歴代２位の６３連勝は立派。

 

 

技能賞

 

新永楽大典（中国シリーズ）

 

　鳩山政権下で日中友好の種を蒔く。また熊猫歴史事典として多くの事件を書き綴る。

 

 

殊勲賞

 

イチロー

 

　１０年連続２００本はただただ立派。これからも記録を更新していって欲しい。

　

 

功労賞

 

大沢親分＆張本勲

 

　長年に渡り、ご意見番として活躍。日曜の朝を楽しませてくれる。大沢親分の『喝！』『あっぱれ！』がもう聞けないのは寂しい限り。

 

 

審査員特別賞

 

石原慎太郎

 

　最近、出番は少ないが、発言にセンスがあるのはさすが芥川賞作家。含蓄あり。

 

 

最優秀主題歌賞（音楽賞）

 

海角七号

 

　台湾の音楽はめったに聞かないが、とてもよくできた音楽映画。ＮＩＮＥのような派手さはないが、歌は本物。

 

 

最優秀コメディ賞

 

鳩山由紀夫

 

　振り返ってみるとなんとなく笑ってしまうのは人徳か？『感動した！』と『友愛！』の違いぐらいで悪意のない馬鹿という点においては小泉純一郎と双璧だったかも知れない。長期政権を築けなかったのはやはり人材不足というやつだろう。暇なら、是非、ＴＶに出て、【ＴＡＫＥ　ＨＥＡＲＴ〜翔びたて平和の鳩よ】を歌って欲しい。

 

 

年間最高ヒット賞

 

アバター

 

　これまで『タイタニック』が持っていた映画の世界興行収入記録を塗り替え、史上最高の興行収入記録を樹立。馬場がやたらと好きな映画。驚異の３Ｄ映像。

 

 

年間最低映画（人）賞

 

北朝鮮

 

　何の意図でやったかよくわからないが、韓国にミサイル攻撃。何気にニュースを見て、衝撃が走った。アメリカに体制の維持を保障させるためのアピールだったとも云われているが？

 

 

最優秀脚本賞

 

マーク・ボール（映画【ハート・ロッカー】）

 

　わずか数週間、イラクの兵士に取材しただけで書いたという話なので、どこまでイラク戦争の真実が描かれているかと思わなくもないが、戦場のリアルさは充分に伝わってきた。ラストの乾いた感じがとてもいい。

 

 

　

 

最優秀助演女優賞

 

樹木希林（映画【悪人】）

 

　日本映画の名わき役として、欠かせない存在。本作でも殺人犯の祖母を好演。

 

 

最優秀助演男優賞

 

柄本明（映画【悪人】）

 

　名優。この映画に限らず、どの作品でも出てくるとスクリーンにぐっと深みが出る。

 

　

最優秀主演女優賞

 

深津絵里（映画【悪人】）

 

　殺人犯を愛するヒロインを見事に演じた。文句なしの受賞。

 

 

最優秀主演男優賞

 

ジャミレー・レナー（映画【ハート・ロッカー】）

 

　命知らずの爆弾処理班を熱演。男の匂いをプンプン画面いっぱいにまき散らしていた。

 

 

最優秀作品賞

 

海角七号

 

　２００８年の作品なので今年ではないが、日本と台湾の歴史や文化交流といったものが前向きに盛り込まれていて、日本人にとっては、とても好感の持てる作品。音楽シーンもとてもよかった。

 

 

最優秀監督賞

 

ウェイ・ダーション（映画【海角七号】）

 

　脚本も担当。金も有名俳優もない台湾であの作品を作ったのは立派。

 

 

　

 

総評

 

　俳優部門では【悪人】がほぼ独占。作品部門は海角七号が音楽賞、作品賞、監督賞の三冠という結果に終わったが、【アバター】や【ハート・ロッカー】を作品賞に選んでもよかったし、監督賞も中島哲也が選ばれてもおかしくはなかった。ノミネート作品はそれだけレベルが拮抗していたし、また逆に飛び抜けた作品がなかったとも云える。【海角七号】のような作品がこれからもアジアでどんどん作られたらとうれしいという理由で作品賞と監督賞を贈る。２０１０年という年は景気の回復もなく、失業率や就職率も最悪、尖閣問題や北朝鮮の砲撃など、内憂外患、あまりいいことの少なかった年であったと思うが、失業率はアメリカのほうがもっと高いし、尖閣のような事件や北朝鮮による攻撃は韓国のほうがひどい。上を見れば、キリがない。下を見てもキリがない。笑う門には福来る。来年は笑える年が来ればハッピー。はじけりゃラッキー。

 

 

（２０１０年１２月２９日） 

 

 

 

 

流行語大賞

 

蓮航「２位じゃだめなんですか？」

斎藤祐樹「持ってる」

馬場「山口さんのおっぱいが自由に見れた頃はよかったですよ！」

 

 

新人賞

 

渡部陽一（戦場カメラマン。新人とはいえないが、今年ブレーク）

少女時代（韓国の人気絶頂アイドルグループ。日本進出）

 

 

健闘賞

 

白鵬（第６９代横綱。大相撲史上２位の６３連勝を記録）

花鳥（掛川花鳥園所属。悲喜こもごも）

沢尻エリカ（ワイドショー・クイーン。離婚だの復縁だのと忙しい）

タイガー・ウッズ（世界的プロゴルファー。奥さんにクラブで追っかけられる？）

 

 

技能賞

 

新永楽大典（中国シリーズ）

稀勢の里（白鵬の連勝記録を阻む）

 

 

殊勲賞

 

イチロー（１０年連続２００本安打達成）

岡田ジャパン（Ｗ杯予選突破。サッカーで日本を熱くさせる）

河村たかし（名古屋市長。よくも悪くも名古屋で話題をつくっている）

 

 

功労賞

 

大沢親分＆張本勲（喝！＆あっぱれ！長年お疲れさまでした。ご冥福を祈ります）

宮崎駿（アニメ界の巨匠＆ヒットメーカー）

 

 

審査員特別賞

 

北野武（映画監督。コメディアン。ネタ集めが好き）

石原慎太郎（東京都知事。芥川賞作家。心霊現象にもくわしいらしい）

大相撲協会＆朝青龍（賭博と暴行で連日、角界を賑わす）

 

 

最優秀主題歌賞（音楽賞）

 

海角七号

ＮＩＮＥ

 

 

最優秀コメディ賞

 

玉置浩二（石原真理子と再婚したり、すぐ離婚したり、青田典子と結婚したり、酔っぱらってコンサートしたり、なにかと逸脱してたひと）

鳩山由紀夫（第９３代内閣総理大臣。宇宙人。普天間では根拠のない約束をしたがため迷走。東アジア共同体構想などの種を撒くが農家には不評。はたして実はなるか）

　　　　　　

 

年間最高ヒット（話題）賞

 

映画「劇薬」

食べるラー油

ＡＫＢ４８

アバター

 

 

年間最低映画（人）賞

 

北朝鮮（ヨンピョン島にミサイル攻撃。国際情勢を緊張させる）

市川海老蔵（事の真相はわからないが、とにかくワイドショーを暗くした）

中国船の船長（意図があったかどうかは知らないが、日中関係を悪化させる）

 

 

最優秀脚本賞

 

ウェイ・ダーション（映画【海角七号】）

マーク・ボール（映画【ハート・ロッカー】）

中島哲也（映画【告白】）

吉田修一・李相日（映画【悪人】）

 

 

最優秀助演男優賞

 

岡田将生（映画【告白】、映画【悪人】）

柄本明（映画【悪人】）

ジョニー・デップ（映画【アリス・イン・ワンダーランド】）

 

 

最優秀助演女優賞

 

ペネロペ・クルス（映画【ＮＩＮＥ】）

樹木希林（映画【悪人】）

宮崎美子（映画【雷桜】）

 

 

最優秀主演男優賞

 

ベルルスコーニー（イタリアの首相。わかりやすいキャラクター）

サム・ワーシントン（映画【アバター】）

ジャミレー・レナー（映画【ハート・ロッカー】）

役所広司（映画【十三人の刺客】）

 

 

最優秀主演女優賞

 

チャン・ツィイー（映画【ソフィーの復讐】）

松たか子（映画【告白】）

深津絵里（映画【悪人】）

 

 

最優秀作品賞

 

海角七号

アバター

ハート・ロッカー

告白

悪人

僕のエリ

 

 

最優秀監督賞

 

ウェイ・ダーション（映画【海角七号】）

ジャームズ・キャメロン（映画【アバター】）

キャスリン・ビグロー（映画【ハート・ロッカー】）

中島哲也（映画【告白】）

李相日（映画【悪人】）

トーマス・アルフレッドソン（映画【僕のエリ】）