a happy new year
謹賀新年
−２０１７−
◎つつしんで新年の喜びを申し述べること。
年をとるというのはこういうことなのだろうか？・・・と思えるほど、今年の正月は寝正月だった。とにかく、ずっと昼まで寝て、ようやく起きて、昼飯に餅を２，３個食べたら、またコタツのなかでうとうとと晩飯まで寝てしまうという毎日だった。正月休暇が９日間もあったのに、外に出るのは買い物に出るときくらい。買い物の他は１回、ビデオ屋に行ったのと初詣に出かけたくらいなものだ。それ以外はずっと家にいて、飲み食いするわけでもなく、ただただ寝てばかりいた。今年に限っては、こんな有様で、まさに寝正月というくらいに寝正月だった。去年はどうだったか？去年の新永楽大典「初詣」を見てみると去年もどこにも旅行することもなく、ほとんど家にいてばかりいたようだったが、ビデオを借りて、見まくっていたようなので、少なくても寝正月ではなかったようだ。
何故、こうも急に朝、起きることができなくなったのだろうか？
やはり年をとったからとしか考えようがない。
寝て、起きて、寝て、起きて、寝る。
こうして、筆者の正月休暇は終わった。
もったいない。
もっと有意義に使えたはずだ。
筆者は去年の４月くらいから、一生懸命、婚活に励んでいた。婚活といってもパーティーに参加するとか、お見合い会社に入会するとか、そんなお金のかかることはしない。ひたすら、無料もしくは有料の中国人女性との国際結婚の出会い系サイトにアクセスして、メールを送る日々を過ごした。それが成功していれば、今年の正月は中国へのお見合い兼デート旅行になっているはずだった。しかし、現実はそんなに甘いものではない。メールを送っても返事は返ってこず、返事が来ても１回くらいで、後が続かない。そうこうしているうちに、何故か、突然、中国人女性からではなく、ガーナの女性から熱烈なラブ・コールを受け、『Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ』と毎日、英語で返事をもらい、こちらも返事を送っていたが、そのうちに『スマホを買いたい』とか、『医者に行きたいから、お金をちょうだい』とか云うようになった。スマホは自分が写真を送ってくれと頼んだことでもあるし、医者というのもガーナでは日本のような健康保険制度のようなものは普及しておらず、本物の医者にかかるには一般的なガーナ人からすれば、かなり高額な医療費がかかることがわかったので、なんとか自分を納得させて、ガーナにお金を送った。その後も日本語学校に通わせるためにお金を払ったりしたが、日本語学校に通っているのが、実は嘘だとわかり、これ以上、続けても金を騙し取られるだけだと知ったので、もう関係をやめることにした。あれこれとお金を払って、わずか１か月半でしめて１０万円ほどの出費となった。ガーナでは年収くらいに相当する金額だ。関係をやめてからも、ときどき「ＨＡＬＬＯ」とメールがやってくる。お金の魔力にはすごいものがある。
ガーナ人女性との関係はそれで終わったが、出会い系でのやりとりはその後も続けて、今、２〜３人の中国人女性のメル友がいる。といってもそのうちのひとりは中国でのデートは拒否されたし、他の女性も友達止まりのままだ。なかなか思うようにはいっていない。今年のゴールデン・ウィークがどうなるかはわからないが、ゴールデン・ウィークに中国でお見合い兼デートができれば、筆者としてはこのうえなく、嬉しいことに違いない。
今年のやりたいことはそれに限る。
中国といえば、最近、テレビを見ているとバブル崩壊・経済不況といわれながらも随分と投資熱があがっているようだ。それに反比例するように新しい都市開発計画のために住んでいた場所を強制的に立ち退きさせられる人々。貧富の差と投資熱と計画経済が混然とした状態。これらを表面上はコントロールしながら、共産中国は続いている。
昔、留学していたという中国への思い入れも中国経済が発展するにつれだんだん無くなり、青春の思い出とともに年々、薄らいでいく。
それもまた人生なのだろうか？
それが人生というものなのだろう。
・・・さて、中国お見合い兼デート旅行以外に今年、やりたいことは他に何があるだろうか？
仕事？・・・仕事は派遣の肉体労働だ。
趣味？・・・趣味といってもゴロゴロとＴＶを眺めているくらいだが、このところ、ＴＶを見ててもやりたいことが思い浮かばない。ただ、「旅サラダ」や「アド街ック天国」なので、温泉シーンがあったりしたときに、それを見て、
（気持ちよさそうだな〜）
とよく思う。そんなときはスーパー銭湯に行って、実際に肌で温泉の気持ちよさを感じたりする。
やりたいこととかやってみたいことではないが、温泉の気持ちよさを体感したいというのはある。
それぐらいなものか。
あっ、そうそう。趣味でもうひとつ映画があった。去年のアカデミー賞は残念ながら、これはという作品に恵まれなかったが、今年はアカデミー賞を始め、心打たれるような傑作、快作に是非、当たりたいものだ。
そんな良き１年であって欲しいと思う。
謹賀新年。あけましておめでとうございます。
２０１７年１月９日
この作品を愛ちゃんに送ってから、１ヶ月ほど経った２月１６日（木）、『ありがとう』というメッセージが書かれた返信が来た。
（なんだろう？）
ありがとう、とは何の意味だろう。何が−ありがとう−、なのだろうか？何か感謝されることでもしたのだろうか？・・・最近の話題と云えば、女優清水豊美加の幸福の科学への出家騒動、石原元東京都知事の豊洲移転問題に対しての参考人招致、そして、北朝鮮によるものと思われる金正男暗殺事件などがあり、それらに関することをうやむやにする目的で送って来たのではないか、・・・とそのように思ったのだった。
そして、そんなこともすっかり忘れてしまっていた１８日の土曜日、朝起きて、新聞のＴＶ欄を何気に見てみると「旅サラダ」のところに「福永騎手＆松尾アナ夫婦旅！富山薬膳×湖に浮かぶ○秘宿」というタイトルを発見。続いて、「出没！アド街ック天国」を見ると「大河ロマンの城下町浜松」とある。
（これは・・・）
是非、見てみなけばと思いながら、その日は出勤日だったので、残念ながら、録画して、見ることにした。・・・さて、何事もなく、仕事から帰って、早速、「旅サラダ」を見てみると最初の、三船美佳の「週末行ってみっか！」は静岡の河津桜など東伊豆を巡る旅、そして、ゲストの松尾翠アナの旅、夫・福永祐一騎手との富山への旅は回転寿司を食べたり、秘湯の宿に泊まったり、薬膳料理を習って、作ってみたり、していたのが、トークが盛り上がっていたかというとこれといったまったく盛り上がりもなく、どちらかと云えば、静かな内容だった。それより、そのあとの山形県鶴岡に行ったヒロト歩美の「コレうまの旅」やヤリイカを食べた青森県鯵ヶ沢でのラッシャー板前の生中継や旅サラダガール水木彩也子のニューカレドニアの旅のほうがよほど盛り上がっていた感じだった。
「出没！アド街ック天国」のほうはゲストが筧利夫、鈴木砂羽、ももいろクローバーＺの百田夏菜子で、浜松市やらまいか大使をやっているらしい。浜松餃子やげんこつハンバーグが出て来たり、あげ潮というおやつを食べたり、生放送ではないので、なんとも云えないが、全体的に盛り上がっていた感じだった。
しかし、何よりも面白かったのは、アド街を見た後に見たたけしの「ニュースキャスター」や翌日の「サンデー・ジャポン」で、女優清水豊美加の幸福の科学への出家騒動や石原元東京都知事の参考人招致、金正男暗殺事件などを中心に扱っていたのだが、それぞれ意見がよく出ていて、見ててとても面白かった。
やはり、ニュースは新鮮なものがよい。
２０１７年２月２０日
この項目において、ゴールデン・ウィークは（中国まで）『お見合い兼デート旅行』とのたまっていたが、当時、派遣で働いていた会社を辞め、新しい会社で働いているが、ゴールデン・ウィークに休日が思ったほど無かったこととメル友からもお見合い兼デートについて、色よい返事が返ってこず、あまつさえ、最近は返事も返ってこない状態なので、ゴールデン・ウィーク中国お見合い兼デート旅行は延期となった。
日本でビデオか映画でも観て、過ごすつもり。
２０１７年４月２６日