Sagamihara enormous volume killing and wounding event
相模原大量殺傷事件
◎神奈川県相模原市の障害者施設で起きた大量殺傷事件
犠牲者は死者１９人、重軽症者２６人。
戦後、最悪の大量殺傷事件といって、間違いないだろう。
犯人の植松聖は、この施設の元職員で常日頃から、
『障害者などいなくなったほうがいい』
と、公言しながら、危険ドラッグや大麻を常用していた。
同年２月１５日に勤め先の入居者に危害を加えるといった内容の衆院議長宛の手紙を衆院議長公邸まで行き、手渡したため、警視庁から園に連絡、１８日、園関係者との面談で植松聖は、
『重度障害者の大量殺人などいつでも実行できる』
といい、１９日、園を辞職、そのまま措置入院となった。
そのとき、病院で植松聖は、
『ヒトラーの思想が２週間前に降りてきた』
と話したという。
そしから、５ヶ月後、事件発生。
逮捕直前のツイッターには、
『世界が平和でありますように。beautiful Japan！！！！！！』
と書き込みをし、
逮捕時は達成感に満ち溢れた満面の笑みを浮かべていた。
反省とか懺悔などといった表情とは無縁の笑みだった。
これが事件の流れだ。
・・・この流れだけみると、薬物中毒者による妄想的凶行と呼べるだろう。
事実、マスコミやＴＶが強調するのは植松聖のその部分だけだ。
そして、安倍首相はこうした施設の警備強化を緊急対策として、指示したという。
緊急対策で警備強化？
・・・何をバカな！バカバカしい！
この事件は今年の２月に発覚したアミーユで起きた「老人ホーム連続転落死事件」と同種類の事件で、職員による犯行と同じといってもよく、外部の者による無差別殺人とは内容が異なる。それなのに警備を強化して、何をどのように防ごうというのか？
まるでわかっていない。
問題は施設にあるのだ。
例えば、この植松聖だが、職員としての職歴や問題行動として、
２０１２年１２月 非常勤として勤め始める。
２０１３年４月 常勤職員になる。
２０１３年５～６月ごろ 入居者の手の甲に落書きを書く。
２０１５年１月 入墨が見つかる。注意されるが、聞きいれず。
と、このようにあげられているのだが、はっきり云って、筆者はこれだけ見るだけでも腹立たしく思えてしまう。筆者は２０１３年の５月に介護の職業訓練を受け、８月に卒業、介護士となった。それから、２０１４年の暮れまで介護の仕事を続けたが、先輩や施設の人間からは、
『（認知症の入居者に対して）声かけができてない！』
とかさんざん云われ、ちょっとしたことでも注意をされた。それでも必要なことだから、我慢もできるが、なかには新永楽大典「無病息災」に書いたように到底、我慢できないことも経験してきた。なのにこの植松は、筆者が我慢と屈辱にまみれていたとき、入居者に落書きをしても、体に入墨をしてもクビにならずに働いているのである。
それどころではない！
元職員へのインタビューでは施設で働きだしてから、半年後には入居者に対し、暴言や暴行をするようになり、次第にそれは日常化するようになったということだ。
なんだ！この違いは！
植松のほうがよほどクビになるようなことをしてるではないか！
アミ～ユはなんだ！あのＫ施設長は！
筆者がどれだけアミ～ユについて、不愉快か知ってるのか！！
介護施設だけじゃない！イオン名西でＳ野やその他のオッサンらにに嫌がらせをされてるときもこの植松は、
『障害者なんかいなくなればいい』
と大麻吸っていやがったんだ！
ふざけやがって！
こんな施設、早く亡くなりやがれ！
・・・２０１５年６月、「無病息災」を発表した頃、老人ホームで虐待事件があって、「ミヤネ屋」を見ると宮根誠司が、
『知り合いに施設を経営してる人間がいて、聞いてみたら、〝不適合者がいるのは知ってんねん！だけど不適合者でも入れにゃ廻らへんねん！″といっていた』
といったようなことを云っているのを聞いた。筆者が老人ホームでの介護とその状況について、本音ともとれる発言を聞いたのはこれが最初で最後だ。施設における介護職員の高齢者に対する虐待も年々増えている。、結局、このような老人ホームでの虐殺事件を失くすには警備強化ではなく、施設の環境を良くして、適合者が辞めないようにして、不適合者を減らしていくしかないのだろう。
徐々に。徐々に。
２０１６年８月１６日